May 11, 2006
Catch A Fire (Deluxe Edition) / Bob Marley & The Wailers
むかーしむかし(2002年だってw)に関心空間の自分の空間にも書いた"Catch A Fire (DeluxeEdition) / Bob Marley & The Wailers"をまた最近聞く気分になっているのでまた少し書きます。
このアルバムのUnreleased Jamaican Versionsを例のごとく聞きまくっています。オリジナルはプロデューサーのクリスブラックウェルが欧米のマーケットへの戦略としてギターとオルガンを足したバージョンなんですが、以前も書いたようにその音を乗せる前のジャマイカバージョンがたまらなく良いんです。
ジャマイカ版の方はシンプルで骨太感がありしっかりしています。ベースの音がオリジナルより強いんですね。ギターとオルガンが加えられたのは悪くはないのですが、やはり今聞くとジャマイカ版の方がいい。
当時はレゲエというものが無くどう伝えていいかわからないクリスたちは結局わかりやすくするために少しのロックテイストを入れてレゲエとロックを聴いている欧米人の耳の架け橋をBob達を通してかけたといえますね。
このアルバムは欧米では結局急に売れたと言う感じではなくゆっくりゆっくり浸透していった感じだそうです。結局大ヒットまでは行かなかったのですが、その後クラプトンが"I Shot The Sheriff"を大ヒットさせてなどいろいろな要素があって売れていきました。
結局いろいろ仕掛けしてもよければ売れて悪ければ売れないのが音楽の世界。"Catch A Fire"も同じ。いくら加工したり戦略練ってもいい音楽だからゆっくりだけど浸透して行ったのでしょう。
このことはマーケティングコンサルタントの岡本史朗さんも「裏ページ」の方で触れていてその解釈が大変面白く思いました。
このアルバムがオーバーダブやキャンペーンで売れたのではない証拠だ。 音が本物だったから売れた。それに尽きると思う。 こういうことを考えると多くのマーケティングが根本的に間違っていると思う。 「Catch A Fire」の成功物語は、マーケティングに関わる者がいつも頭においておくべきことだと思う。 1曲目の「Concrete Jungle」のリフが、そんな警告音に聞こえるんだよな・・。
そう、結局音楽って本物が自然と残っていくんですよね。いくら仕掛けして売ろうとしても偽者はすぐに消えちゃう。
"Catch A Fire"はいつ聞いても本当にいいアルバムです。ジャマイカバージョンはもっともっとはまっています。是非聞いてみてください。
投稿者 DJTack : May 11, 2006 12:00 AM
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