The Koln Concert / Keith Jarrett
Keith Jarrettの即興ピアノソロライブを収録した奇跡の一枚、"The Koln Concert"です。
1975年に収録されたこのコンサートはKeithのピアノ1台だけで表現されるすばらしい世界を収録したまさに奇跡の一枚です。
このアルバムではピアノ1台だけのソロで表現できるもの全てが詰まったような緊張とうねりが共存する世界です。モダンジャズの1要素である「即興性」でココまでの世界が表現されていることにすごさを感じます。あるいみこのアルバムのKeithは神がかっています。
それは一緒にメロディーをくちずさんでいたり、ペダルを踏む音が入っていたり、足でビートを刻んでいる音が入っていたりとすべてが1曲を形成しています。
個人的にはKeith Jarrettはいまいち高く評価していませんでした。それはKeithがMiles Davisのグループに在籍していたときの作品、演奏が理由です。
彼がMiles時代に残した物の中途半端さは当たり前で、生のピアノを弾きたかったKeithにMilesがなかば強引にエレピを弾かしていたからです。そんなのもあってMilesのグループのピアニストに比べると劣ってみてしまっていたのです。
しかしこの"The Koln Concert"を聞いたときは今までのそういった偏った意見が180度変わりました。
綺麗なだけじゃないメロディー。1曲の中にあるドラマ性。それら全てが即興で行われていて本当にすばらしいの一言で完結する作品です。





