June 12, 2006
「万引き棚」- 6月11日の今日のダーリンより
ほぼ日のページトップに毎日、「今日のダーリン」という項目があるのですが、6月11日の今日のダーリンに興味深いことが書かれていたのでちょっとメモ。
吉本隆明さんとの対談のことが書かれているのですが、吉本さんが話した「万引き棚」という考えを記述しています。
この考えと、ネットの類似性みたいなのが書いてあってそれが興味深いのです。
以下引用です。
●6月11日(日)
ひさしぶりに吉本隆明さんにお会いして、
豪速球みたいな雑談を、たくさん聞いてきたのですが、
そのなかに、「万引き棚」という
アイディアがあったのでした。
万引きが増えて困るというようなことが言われるけれど、
それのための方策として、
「いくらでも万引きできる棚を用意しておく」というもの。
払う気があったら払うこともできるような
お金を入れる筒でもあるのもいい、と。
ひとつの極端な意見かもしれないけれど、
この方法で、万引きは減ると思う、と。
(後で、家に帰って発見したのですが、
『老いの超え方』という新刊の148ページに、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/402250188X/hobonichi-22/ref=nosim
この考え方が書いてありました)この話に瞬間的に反発する人もいると思うけれど、
よくよく噛みしめると、これってある意味では、
いまの社会の新しいビジネスの根本のところと、
そっくりですよね。
例えば、「Google」のビジネスって、
最初に店のすべてを「万引き棚」にしたとも言えるでしょ。
「ほぼ日」だって、そういうスタイルではじまってますね。で、です。それよりさらにもっと興味深かったのは、
「万引きをした人のほうよりも、
素人の万引き監視員のほうが、悪いやつになります」
という意見に、つながっていることでした。
(これも、ピーピー言われそうな発言ですけど‥‥)
吉本さんの、ほんとうのスゴミはこういうところにあって、
魂に、ずしーんとくるんですよね。
この中に記されている「素人の万引き監視員のほうが悪いやつになる」という所なんですが、これについていろいろ考えさせられます。
Googleを利用しているユーザーや、ほぼ日の閲覧者への監視員ということとなるとなんなんだろう?ってのを考えたところ、いろいろな存在が考えられました。
これって考え出すと、ネット上って何が正義で何が悪かって見方によってかなり変わってしまうって事ですね。(まあ実際はネット上だけじゃなかったりもしますが)。
「素人の万引き監視員」ってのがまだまだ考えうるのでそこら辺を考えると深くなってきそうですね。。。
投稿者 DJTack : June 12, 2006 08:00 PM
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