白州次郎自身の声を集めた本、「プリンシプルのない日本 - プリンシプルは何と訳してよいか知らない。原則とでもいうのか。 / 白州次郎」です。
基本的には白洲次郎の「文芸春秋」等への寄稿をまとめたもので、これで白州次郎がどのような人であったかがすぐ分かる本です。
プリンシプルというものをしっかりと持って「大儀」的なものをしっかりもって行くと自然と見えてくるものの幅が広がり情報を空間として捕らえたときに広く物事を見れるという事につながってくるということがいろいろなところで書かれていて読んでいて背筋の伸びるような本です。
自分の目先の事にとらわれて動くより、しっかりとしたプリンシプルがあると自然と白州次郎のように先見の明ともいえる全てを見渡せるということが出来るのでしょう。
そんなところにミクロ的な視点よりマクロ的視点というものにもつながる共通性があるように思えます。
こう読むと今もこの本にある記事が書かれた頃の約50年前と大して変わっていない状況に思えました。
もちろん自分もまだまだであってこのようになりたいと思っている。もう少しスマートに自分の「大儀」や「プリンシプル」を持っていかなければと常日頃思う。
日本人として日本人の良いところと悪いところを客観的に知れる良書。個人的に今後何度も読み返して行きたい本でもあります。





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