茂木健一郎さんのBlogのエントリーをまとめて編集しなおして出版された本、「やわらか脳 - 茂木健一郎『クオリア日記』 / 茂木 健一郎」です。
ちょくちょく訪問して読んでいる茂木氏のBlogは自分の好きなBlogの中の一つ。
内容は脳関連のことだけではなく音楽、芸術、文化などについての氏の思考の備忘録的内容でとても面白い。
茂木さんの脳科学の本は個人的に大好きで、そんな脳科学以外の事に対する意見や考えていることととても賛同できることが多い。
茂木さんの村上春樹への考えなどはとても個人的に「もっともだ」と思っていてここで書かれていることは以前参加したトークショウなどでも話されていた。
そうしたしっかりと考えているから出てくる意見というは貴重である意味最近の評論にはない大切なものがある。
この本の中にも書かれていた「スカ」な現代という不満はまさにこのようなしっかりとした意見の無さにあると思う。
日本の一部のゆるいクリエイティブシーンへの怒りなどはとても痛快で、自分も普段感じていたこと。
アートの取り巻きの閲覧者にも多大な問題があるわけでまっとうな批評が行なえないって事に問題がある。
結局は深く奥底まで考えて物を見ていないのでこのような状況になるのであろう。
結局今日のクリエイティブな物って見ているだけじゃなくて、それなりの予習復習とかと考察が必要であり「鑑賞している=洗練されている」というある意味ナルシストな物で終わっている一部がレベルを低下させているのであろう。
もちろんそれで満足しているアーティストも???だけどw。
そのほかにも数多くのテーマについての茂木氏の考えがいろいろ書いてあって大変面白かった。やはり茂木さんの著書は面白いです。
それとこの本や「脳と仮想」でもたびたび上がっている小林秀雄に興味を持ってきているので古本屋で全集でも見つけ出してきて読破しようと計画中。





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