以前ここで紹介した「信玄の戦争」の著者、海上知明さんの環境問題の本、「環境戦略のすすめ エコシステムとしての日本 / 海上知明」を読ませて頂きました。
環境問題の本質や具体的解決案などが広い分析と視点から書かれていてとても勉強になった本です。
よくある環境問題だけを扱う本とは違う、もっと本質を突いた本で「戦略的解決」を試みているところが面白かった。
環境問題を広い視野で見て、ある意味ミクロではなくマクロ的な視野での分析で、安全保障なんかも含む広域な所からの分析と解決を試み、ミクロ的に見るとどうしても解決不可能な問題を「自然と人間社会の調和」的な分析が目から鱗でした。
国家としてのエネルギー政策、安全保障政策、農業政策なども含めて考えその解決策を説いているところもとても新しく勉強になりました。
このようなところは「孫子」や謙信、信玄などを研究されている海上さんだけあって、総合的にいろいろな物事の解決に戦略的に行なっていた武将の所に結びつきます。まさに自分にとっては目から鱗の情報でした。
以前も書いたのですが、今日の環境問題はとかく終末論や悲観論的なものが多く、いたずらに煽るような内容も多々あり、個人的にはもっと冷静な分析が必要だと思っていたのですがこの本はもっと前向きに「解決を試みる」を前提に書かれているのが共感できます
このような戦略的解決に、以前読んだ「社会的ジレンマ - 「環境破壊」から「いじめ」まで / 山岸 俊男」に書かれていた人間の行動心理なんかもあわせて分析したら面白いのかななんて思ったんですがそれはそれで複雑になりそうですね。
この「社会的ジレンマ=自己の利益を追求する事による社会的混乱」が起こるのが人間の行動心理でありそれがある意味環境問題の一つの出発点でもあるわけで。
この自己の利益の追求がもっと大きい単位になったのがヨーロッパ文化の世界征服であるわけで。
ヨーロッパの貧しい土壌のおかけでヨーロッパの人間は世界に出て行き、その過程で自分たちの文明を維持しようとして自然を改造した結果が一部の環境破壊につながっています。
そんな「利益の追求」至上主義がいろいろな問題を生んでさまざまな衝突の根源でもあったりします。
それぞれの人種や国によってその気質も違ってそれぞれにあったやり方、解決の仕方もあるのかもしれない。
ちょっと話がずれてしまいましたが、環境問題についてのまた新たなことを勉強できました。
いろいろな物事が複雑に絡み合っている環境問題であり、いろいろな面から書かれているのがこの議題です。
この本を読んでまた新たな考えを得ることが出来ました。
新しい考えと情報を得ることが出来て、環境問題物を読んだ後によく考えるんですが今回も例のごとく沢山のことを考えました。
またまとまったら書きたいと思います。





コメントする