Kraftwerkの通算6枚目に当たる作品が本作、"Trans-Europe Express / Kraftwerk"です。
前衛RockからPop路線に切り替えそしてある意味その音楽の感性形と言えるのが本作でこれ以後は大して大きな変化がありません。
Kraftwerkの音楽が実にわかりやすく配列されて"Techno"の形成を完全な物にしている1枚と言えるでしょう。
本作の最大の魅力はやはりアフリカバンバータにも影響を与えているタイトル曲でしょう。
その無機質さとメタリックな音処理に加え、シーケンスを使って作りだされるビートが後のHip Hop形成に重要な割合を占めている。
アフリカバンバータの名曲、"Planet Rock"はTrans-Europe Expressをベースに作った事は有名でそのビート感にファンキーなグルーブ感を見出したのもすごいです。
このアルバムは驚くべき先見性とオリジナリティがありこの音楽革命によりのちのTechno, House, そしてHip Hopへと恐ろしいほどの波及効果を生むことになる。
ここで響いている音の質感やざらつき具合なんかは完全に今のTechno~Houseへと波及していたりとすべてこのアルバムの時点で完成されてしまっているのがすごいです。
Autobahnのヒットと前作Radio-Activityの迷いから完全に前衛性を抜きPopにシフトした開き直りこそこのアルバムの成功へとつなげたのかも知れません。





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