Brian EnoがRoxy Musicから半ば追い出された時と前後してKing CrimsonのRobert Frippと行った実験的セッションをまとめた作品が本作、"No Pussyfooting / Fripp & Eno"です。
Roxy Music後ということもありまだAmbientの構想もなくその後有名になるプロデューサ業としての作品でもないのですがこの後につながっていくEnoの出発点といえる作品です。
繰り返される音とエコーはまさに万華鏡のような音楽であり奇才の二人が作った前衛Spacy Ambient Musicといえるようなアルバムです。
1曲目はEnoが開発したといわれるテープディレイシステム、スカイ・ソーを使ってそれにRobert Frippの弾くギターの単音がループされてドローン効果のような音響を作り出しています。
2曲目はRobert Frippの単一コードのピッキングとイーノのシンセのベース部分にFrippがゆったりとしたメロディーを乗せています。
反復とエコーによりこの鏡と鏡をあわせたような無限に続くような音世界がある意味万華鏡のように広がっていくような音楽です。
これはまさにこのアルバムジャケットの世界観そのまんまというようなすばらしい世界。
ある意味70年代にこの音をリリースしたのは快挙でこの実験性が後の二人の音世界の起源になっているというとてつもないアルバムです。
ウニョウニョしていてある意味なかなか一般受けはしにくそうな作品ではありますが今のTechnoや打ち込み系にもつながるようなすばらしい内容です。





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