架空の映画のサントラとしてリリースされたアルバム、"Music for Films / Brian Eno"です。
70年代の初期から中期にかけて録音された物を集めた作品集で後のAmbientシリーズのオリジナル的アルバムです。
ほとんどの曲はスケッチ的な要素が強く、ビートのないAmbientサウンドが短めの時間で収録されています。
どちらかというとAmbientシリーズにつながるスケッチ集といった感じが強く、どの曲も効果音に毛が生えた感じといったレベルです。
しかしこれがアルバムとなってまとまると一つの作品として成り立ってしまっているのがとても面白い作品です。
フレーズの繰り返し、音の波動などの要素をうまく使って構成されています。
こんなのを聞くと、このような音楽(Ambient)が後の映画などでも効果的に使われているわけで、たとえばTwin Peaksなんかではなにか重苦しい展開の時などはこのアルバムのAltanative 3みたいな感じのシンセの波動音がなっているだけみたいな使われ方をされます。
この要素や雰囲気作りは映画だけではなく後のPop Musicにもふんだんに取り入れられているのが面白く、Enoのプロデュース作品では比較的このような処理をされる傾向があります。
U2などはいい例でこの要素を加えた後にあの感動的な展開が行えたようにも思います。





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