DE9シリーズの第三弾であり今のところ最新作となっているのが本作、"DE9: Transitions / Richie Hawtin"です。
前作で表現したPCのテクノロジーを駆使した物をさらに前に進めた作品でFinal Scratchなんかが使われている意欲作。
こちらもDeep Minimal Houseな感じで300以上あるループを余すところ無く使って作られた作品です。
トラックはセクションごとにタイトルが付けられていますが実際にはその曲ではなく、細かいループのパーツが数百っこ使われているというもの。
それらパーツを組み合わせて新しい物を作り込んで行っていて、これがある意味Minimal Technoと言われる物をMixしている人たちのお家芸とでも言った物でしょう。
考えようによっては方法論的にはアナログを使ってやっていた物をデジタル機器でやったという物なんですが、それはそのテクノロジーの進歩と共により簡単により複雑に出来るようになって、そしてそう聞こえるのでしょう。
Jeff Mills的な超人ミックステクを持っている人にとってはガシガシ出来るんでしょうがそれはなかなか普通のDJは出来ないのでそれをテクノロジー使ってやったらこんななんでしょうか?
それはさておきやはりMinimal物で現場でその場で作り上げている様なことをしているだけあってこの作品でのそれらのLoop使いはやはりすごいです。
しっかりと曲として成り立っているしそれはファンキーでかっこいいです。
結局テクノロジーがあろうが無かろうが実際にMixをしているDJのセンスが重要で技術やテクどうのこうの的な物よりもやっぱり選ぶセンスが重要なんですよね。
LoftでミックスしなくてもVibeはずっと続くしずっと踊れるし全然盛り上がれる。だからテクがどうのこうのもいいけどこの作品をセンスというか楽曲として聞いて楽しんでみるとテクノロジーとは別の所で良さやおもしろさが聞けるようにも思います。





コメントする