中国の古典、「老子」と「荘子」を非常にわかりやすくまとめた本、「世界一わかりやすい「老荘思想」 / 長尾 剛」を読む。
最近いろいろ中国の古典やら思想を読んでいるのですが毎回いろいろ勉強になり中国の古典のすばらしさにはまっています。
本書は「儒教」と並ぶ中国の2大思想の一つ「道教」をわかりやすく入門者にもわかりやすくまとめている本で、対話形式進んだりとかなり工夫してかかれている本です。
日本の習い事にはとかく「道」というのがつくのですがその根本にあるのはやはりこの道教の存在だと思います。
剣道、柔道、茶道、華道などなどについていてそれはその「習う」という行動の中には長い道が存在していてそれは各々が感じ考えたことが重要でその課程で得て行っている物が「道」なのだといえると思っています。
自分は剣道を小学生から中学までやっていたのですがしっかりとその「道」という考えが所々あったように思えます。
そんな習い事を通して真理を学んでいくとまでいえる物でもあると思います。
また「老荘思想」は、「自分の心を自然と一体にして、心安らかに幸せに生きること」を目指すものというものあるのですがこれは日本人が昔から持っていて自分たちの道徳観や社会感や感性にまで浸透していることであることにも気づきます。
例えば昔から日本の芸術は自然と人間の調和やそれら二つを同次元で描いていました。それは北斎なんかすでに表現していて日本人の美意識にまで根付いています。
その点西洋の芸術はどちらかというと人間中心で何でもコントロールするor願望を表現していてそれら自然と人間の調和というよりは人間にもう少し比重がありました。
このような自然と人間の調和は最近になって西洋美も気づいて表現をしていますが、日本人はこれを自然としていたわけです。
アメリカで芸術を勉強していたのですがそのとき実感したのが美術ってものすごい哲学や文化的バックグラウンドが重要でそれらを知っていないとなかなか正統な見方ができなかったりするんです。
「すべての物には理由がある」という物から出発しているために美にも理由があるしその作品が存在する理由も考えるわけです。
ただ見て美を感じるからとかいうのでは足りないしそんなのでは正統に評価はできない訳です。
もちろんみんなが良いからいいというわけでもないしマジョリティーに流されている時点でそんなのはだめな評論なんですね。
自分なりの美と自分なりの理由を持つことの重要性をもう少し気づかないと。。。
話がそれましたがまあ日本の美意識とか西洋の物の根本的な違いなんかをしっかりと知っていないと結局はなんも深い真理だったり根本にある物を理解できないんですね。
そんなことしないでハイソぶって芸術作品いじって喜んでいるレベルが低い人最近多いですね。。。
そういった意味でも西洋の考えと東洋の考えなんかをしっかり知ることは重要だと再認識をすると同時に偏らないで両方の考えがしっかり理解して知ることが重要ということを再確認しました。
なんかいろいろ考えが派生していって改めに気づきがものすごい多く感じでそれをなんとか書きまとめたいと思ったらまとまらない文章になりましたw。





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