古典経済の本、Adam SmithのAn Inquiry into The Nature and Causes of The Wealth of Nationの現代語訳版、「国富論 上 国の豊かさの本質と原因についての研究」と「国富論 下 国の豊かさの本質と原因についての研究」の上下巻を読みました。
実はこれは連休前に前巻を読み終えていたのですが連休中の咳の風邪で読めなくなっていて今になってやっと下巻を読み終えたという状況です。
まあ大学で経済学とかを勉強したわけではないのでここら辺の古典と言われるような経済書は初めて読みました。
古典といえどもまあよくもここまでいろいろな歴史を調べ上げて細かく分析しているなと言うのが率直な意見で古代ギリシャからローマ時代、中国からアメリカまで詳細に分析されていて圧巻。
全てを網羅して吸収することは1回の読みでは無理ですがこれは何回か読んでいろいろな事が吸収出来る本で最近に薄い経済書とは違って損はしない本です。
とにかくこの時代にAdam Smithは本当にいろいろ良く分析していてその情報量にまずは圧倒されました。
今日の情報社会でもここまでの情報をまとめるってのは大変な作業ですがそれを1700年代にしている。これはすごいこと。
全体的に言っているのは政府がやる経済政策はほとんどは役に立たないしむしろ有害とまで言えるレベルであると言うことをいろいろな情報を使って分析している。
結局景気の良いときはどんな政策を出しても大して問題にならんが逆になったときにはそんな物が多く見えて浮き彫りになるけど、結局は何やってもだめだめって事が多いってことw。
こんな事をしっかりと書き込んでいっているのはすごいw。
あとは細かいところで今のサブプライム問題にも通じる銀行券の信用創造効果の記述が詳細に分析されていて結構面白かった。
いろいろまだまだ勉強になったことがたくさんで、また吸収出来ていない事も多々ありです。これは数回まだ読むであろう本です。まさに「見えざる手」でそうさせられるのかもしれませんw。





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